Model Trimming
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模型のトリミング
模型トリミングツールは、歯科矯正および印象追加モジュールの一部です。スキャナで取得された1つまたは2つのアライメントされた顎から、トリミングされたベースで顎のメッシュをクローズします。
プロジェクトで顎のメッシュが少なくとも1つ準備できた時にメインツールバーに表示されるボタンをクリックして、このツールを起動します。
インターフェース
模型トリミングツールのインタフェースは、ソフトウェアのその他の部分とは異なります。右上には、プロセスの各ステップに対応する、4つのタブがあります。画面の残り部分は、1つまたは3つの3Dビューとなります:
- 1つのビュー : Cut Margins(マージンのカット)ステップ中、一度に1つの顎のみを表示します
- 3つのビュー : その他のステップ中、すべての情報が表示されるので、同時に3つの異なる視点から見ることができます
ステップ
この処理は4つのステップで行われます:
- Move Jaws(顎の移動): 顎の位置を、参照平面(咬合平面、対称平面)に対して調節します
- Cut Margins(マージンのカット): メッシュにマージンラインを描写し、トリミングされたベースで置き換えられるすべての情報をカットして取り除きます
- Adjust Bases(ベースの調節): トリミングされたベースの形状/位置を変更し、顎に適合させます
- Finalize(ファイナライズ): カットした顎とトリミングされたベースをマージして、最終的なメッシュを生成します
Move Jaws(顎の移動)
スキャナーで取得された顎メッシュの位置は、それぞれ異なります。このツールでは、コマンドを使うことによって、メッシュの位置を調節することができます。
それぞれの移動に対して、4つのボタン(-10, -, +, +10)があり、これでオブジェクトを移動させます。
すべての移動(回転および移動)は、軸上で定義されます。軸は3Dビューの左下で確認することができます。
追加のオプション、Show Bases(ベースの表示)では、トリミングされたベース位置のプレビューを確認することができます。
Cut Margins(マージンのカット)
スキャナーから取得された顎のメッシュには、不必要な情報が残っている部分があることがあります。新しくトリミングされたベースとデータをマージする前に、このような不必要な部分は取り除く必要があります。
これを行うために提供される、インタラクティブなツールを使ってメッシュ表面に線を引くことができます:
- メッシュ表面に左マウスボタンで1回クリックすると、点が付き、マージン定義が始まります
- さらに左マウスボタンをクリックすることで、マージンに点を追加し、前の点と接続されます
- 最初の点を左マウスボタンでクリックして、マージンを閉じます
- マージンを閉じた後、以下を行えます:
- 点を左マウスボタンでドラッグして、別の場所に移動させることができます
- 2つの点の間をクリックして、中間に別の点を追加することができます
- ESCキーを押して、マージンを削除して、最初からやり直すことができます
マージンが定義されたら、Cut(カット)ボタンをクリックすることで、マージン下のメッシュ部分をすべて削除します。
Adjust Bases(ベースの調節)
ベースに関する4つのパラメータを変更することができます。パラメータを変更すると、3Dビューでは約2秒以内に更新されます。
- Width(幅):ベースの最大幅
- Length(長さ):ベースの最大長
- Height高さ):ベースの高さ
- Distance(距離):咬合平面に対称となる、2つのベース間の距離
カットした後、顎のメッシュはベースに完全に適合していなければなりません。ベースが小さすぎる場合、警告メッセージがパラメータの下に表示されます。
Finalize(ファイナライズ)
最後のページには、Finalizeボタンのみが表示されています。クリックすると、ソフトウェアはすべてのデータを用いて、新しい、クローズされたメッシュを算出します。この処理には最大2分かかります。
結果が満足できるものでなければ、前のステップに戻って、パラメータや位置を変更し、再度Finalizeステップに戻ってメッシュを算出することもできます。
Otherwise, if the finalized mesh is satisfactory, click Ok to confirm the base trimming and save the new meshes.