Dental Service Mode

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本スキャニングソフトウェアには、ツールメニューから利用できるサービスモードがあります。ここから、リキャリブレーションを行ったり、発生した問題の診断を行うことができます。

Service-mode.jpg

ライブモード

このツールで、スキャナーのカメラのライブ映像をチェックできます。

このツールは、ActionLiveCameraParams.svgボタンをクリックして開始できます;

スキャナーチェック

ソフトウェア開始後、スキャナーが正しく接続されているかをチェックします。

このツールActionCheckScannerHardware.svgでは、このチェックを手動で行うことができます。

ヘッドのリキャリブレーション

このツールは、ActionRecalibrateHead.svgボタンをクリックして開始できます。

キャリブレーションには、2つのタイプがあります:

リキャリブレーション 
高速に行えるタイプで、定期的にスキャナーのキャリブレーションを更新したり、スキャナーを動かした際などに実行します
フルキャリブレーション 
より複雑なタイプで、スキャナー修理後に実行します

スキャナーの光学ヘッドの新規キャリブレーションを実行するため、このツールはキャリブレーションキットを使います。以下の手順で行います:

  1. キャリブレーションキットをスキャナー内部の正しい位置に置きます
  2. ドロップダウンメニューから正しいキャリブレーションタイプを選択します
  3. キャリブレーションダイアログ画面では、ドロップダウンメニューから正確なキャリブレーションキット名を選択します
  4. Startをクリックします

ドロップダウンメニューにキャリブレーションキット名がない場合、Load New Master Xml(新しいマスターXMLをロード)ボタンを使って、適切なXml記述ファイルから新しいキャリブレーションキットを追加できます。

Calib-dlg.jpg

キャリブレーション処理は自動で行われます。終了後、ソフトウェアは以下のいずれかのメッセージを表示します:

  • 'Scanner Already Calibrated' : キャリブレーションは必要ありません
  • 'Scanner Recalibrated Successfully' : キャリブレーションが正常に完了しました
  • 'Scanner Recalibration Failed' : キャリブレーションを再度実行する必要があります

キャリブレーションに成功すると、軸のキャリブレーションが自動的に開始されます。

軸のリキャリブレーション

このツールを使って、スキャナーの駆動システムをチェックします。スキャナーはオブジェクトをスキャン/分析し、このデータを使って駆動システムのキャリブレーションを行います。

このツールは、ヘッドのキャリブレーションが終わった後に自動的に開始されます。ActionDirectAxesCalib.svgボタンを使って手動で開始することも可能です。

ダイナミックアーティキュレーションモジュールが有効の場合、特定のキャリブレーションキーを使って軸をキャリブレーションします。その後、再度キャリブレーションを実行する必要があれば、同じキャリブレーションキーで行う必要があります。そうしない場合、キャリブレーションは失敗します。
  1. キャリブレーションキーをスキャナーに置きます
  2. Recalibrate Axisをクリックします
  3. 求められたら、Okをクリックします

キャリブレーション処理は自動で行われます。終了後、ソフトウェアは以下のいずれかのメッセージを表示します:

  • 'Axis Recalibration Successfull' : キャリブレーションが正常に完了しました
  • 'Axis Recalibration Failed' : キャリブレーションを再度実行する必要があります

マルチダイパラメータの自動セットアップ

このツールを使って、マルチダイサポートのキャリブレーションを行います。マルチダイを使った取得が正常に認識されない場合、以下の手順でキャリブレーションを実行します:

  1. マルチダイに余分な材料や白い粉がついていれば綺麗にします。ダイの位置それぞれが、他のダイから明確に分離されている必要があります
  2. スキャナー内部へ空のマルチダイサポートを置きます
  3. ActionAutoSetUpMultiDieParameters.svgボタンでツールを開始します
  4. 求められたら、Okをクリックします

診断用取得

スキャナーが正しく動作していないと考えられる場合は、このツールを実行して、現在スキャナー内部にあるオブジェクトの取得を行います。

ソフトウェアはすべての情報を「.diag」ファイルとして保存します。このファイルはメーカーのサポートスタッフが使う診断用のファイルで、問題の原因究明に役立ちます。

ActionDiagnosticAcquisition.svgボタンをクリックして、ツールを開始します

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