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Latest revision as of 12:55, 12 January 2016
本スキャニングソフトウェアには、ツールメニューから利用できるサービスモードがあります。ここから、リキャリブレーションを行ったり、発生した問題の診断を行うことができます。
ライブモード
このツールで、スキャナーのカメラのライブ映像をチェックできます。
スキャナーチェック
ソフトウェア開始後、スキャナーが正しく接続されているかをチェックします。
ヘッドのリキャリブレーション
キャリブレーションには、2つのタイプがあります:
- リキャリブレーション
- 高速に行えるタイプで、定期的にスキャナーのキャリブレーションを更新したり、スキャナーを動かした際などに実行します
- フルキャリブレーション
- より複雑なタイプで、スキャナー修理後に実行します
スキャナーの光学ヘッドの新規キャリブレーションを実行するため、このツールはキャリブレーションキットを使います。以下の手順で行います:
- キャリブレーションキットをスキャナー内部の正しい位置に置きます
- ドロップダウンメニューから正しいキャリブレーションタイプを選択します
- キャリブレーションダイアログ画面では、ドロップダウンメニューから正確なキャリブレーションキット名を選択します
- Startをクリックします
ドロップダウンメニューにキャリブレーションキット名がない場合、Load New Master Xml(新しいマスターXMLをロード)ボタンを使って、適切なXml記述ファイルから新しいキャリブレーションキットを追加できます。
キャリブレーション処理は自動で行われます。終了後、ソフトウェアは以下のいずれかのメッセージを表示します:
- 'Scanner Already Calibrated' : キャリブレーションは必要ありません
- 'Scanner Recalibrated Successfully' : キャリブレーションが正常に完了しました
- 'Scanner Recalibration Failed' : キャリブレーションを再度実行する必要があります
キャリブレーションに成功すると、軸のキャリブレーションが自動的に開始されます。
軸のリキャリブレーション
このツールを使って、スキャナーの駆動システムをチェックします。スキャナーはオブジェクトをスキャン/分析し、このデータを使って駆動システムのキャリブレーションを行います。
このツールは、ヘッドのキャリブレーションが終わった後に自動的に開始されます。ボタンを使って手動で開始することも可能です。
- キャリブレーションキーをスキャナーに置きます
- Recalibrate Axisをクリックします
- 求められたら、Okをクリックします
キャリブレーション処理は自動で行われます。終了後、ソフトウェアは以下のいずれかのメッセージを表示します:
- 'Axis Recalibration Successfull' : キャリブレーションが正常に完了しました
- 'Axis Recalibration Failed' : キャリブレーションを再度実行する必要があります
マルチダイパラメータの自動セットアップ
このツールを使って、マルチダイサポートのキャリブレーションを行います。マルチダイを使った取得が正常に認識されない場合、以下の手順でキャリブレーションを実行します:
- マルチダイに余分な材料や白い粉がついていれば綺麗にします。ダイの位置それぞれが、他のダイから明確に分離されている必要があります
- スキャナー内部へ空のマルチダイサポートを置きます
- ボタンでツールを開始します
- 求められたら、Okをクリックします
診断用取得
スキャナーが正しく動作していないと考えられる場合は、このツールを実行して、現在スキャナー内部にあるオブジェクトの取得を行います。
ソフトウェアはすべての情報を「.diag」ファイルとして保存します。このファイルはメーカーのサポートスタッフが使う診断用のファイルで、問題の原因究明に役立ちます。