Difference between revisions of "Dental Service Tools/ja"
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− | + | 本スキャニングソフトウェアには、[[Support_Toolbars_And_Menus#Tools|ツールメニュー]]から利用できるサービスモードがあります。ここから、リキャリブレーションを行ったり、発生した問題の診断を行うことができます。 | |
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− | == | + | == ライブモード == |
− | + | このツールで、スキャナーのカメラのライブ映像をチェックできます。 | |
− | + | このツールは、{{Inline button|ActionLiveCameraParams.svg}}ボタンをクリックして開始できます; | |
− | == | + | == スキャナーチェック == |
− | + | ソフトウェア開始後、スキャナーが正しく接続されているかをチェックします。 | |
− | + | このツール{{Inline button|actionCheckScannerHardware.svg}}では、このチェックを手動で行うことができます。 | |
− | == | + | == ヘッドのリキャリブレーション== |
− | + | このツールは、{{Inline button|actionRecalibrateHead.svg}}ボタンをクリックして開始できます。 | |
− | + | キャリブレーションには、2つのタイプがあります: | |
− | ; | + | ; リキャリブレーション : 高速に行えるタイプで、定期的にスキャナーのキャリブレーションを更新したり、スキャナーを動かした際などに実行します |
− | ; | + | ; フルキャリブレーション : より複雑なタイプで、スキャナー修理後に実行します |
− | + | スキャナーの光学ヘッドの新規キャリブレーションを実行するため、このツールは[[Accessories|キャリブレーションキット]]を使います。以下の手順で行います: | |
− | # | + | #キャリブレーションキットをスキャナー内部の正しい位置に置きます |
− | # | + | #ドロップダウンメニューから正しいキャリブレーションタイプを選択します |
− | # | + | #キャリブレーションダイアログ画面では、ドロップダウンメニューから正確なキャリブレーションキット名を選択します |
− | # | + | #'''Start'''をクリックします |
− | + | ドロップダウンメニューにキャリブレーションキット名がない場合、'''Load New Master Xml'''(新しいマスターXMLをロード)ボタンを使って、適切なXml記述ファイルから新しいキャリブレーションキットを追加できます。 | |
{{Small image|Calib-dlg.jpg}} | {{Small image|Calib-dlg.jpg}} | ||
− | + | キャリブレーション処理は自動で行われます。終了後、ソフトウェアは以下のいずれかのメッセージを表示します: | |
− | *'Scanner Already Calibrated' : | + | *'Scanner Already Calibrated' : キャリブレーションは必要ありません |
− | *'Scanner Recalibrated Successfully' : | + | *'Scanner Recalibrated Successfully' : キャリブレーションが正常に完了しました |
− | *'Scanner Recalibration Failed' : | + | *'Scanner Recalibration Failed' : キャリブレーションを再度実行する必要があります |
− | + | キャリブレーションに成功すると、'''軸のキャリブレーション'''が自動的に開始されます。 | |
− | == | + | ==軸のリキャリブレーション== |
− | + | このツールを使って、スキャナーの駆動システムをチェックします。スキャナーはオブジェクトをスキャン/分析し、このデータを使って駆動システムのキャリブレーションを行います。 | |
− | + | このツールは、'''ヘッドのキャリブレーション'''が終わった後に自動的に開始されます。{{Inline button|actionDirectAxesCalib.svg}}ボタンを使って手動で開始することも可能です。 | |
− | {{Important| | + | {{Important|'''ダイナミックアーティキュレーションモジュール'''が有効の場合、特定の[[Accessories|キャリブレーションキー]]を使って軸をキャリブレーションします。その後、再度キャリブレーションを実行する必要があれば、同じキャリブレーションキーで行う必要があります。そうしない場合、キャリブレーションは失敗します。}} |
− | # | + | # キャリブレーションキーをスキャナーに置きます |
− | # | + | # '''Recalibrate Axis'''をクリックします |
− | # | + | # 求められたら、'''Ok'''をクリックします |
− | + | キャリブレーション処理は自動で行われます。終了後、ソフトウェアは以下のいずれかのメッセージを表示します: | |
− | *'Axis Recalibration Successfull' : | + | *'Axis Recalibration Successfull' : キャリブレーションが正常に完了しました |
− | *'Axis Recalibration Failed' : | + | *'Axis Recalibration Failed' : キャリブレーションを再度実行する必要があります |
− | == | + | ==マルチダイパラメータの自動セットアップ== |
− | + | このツールを使って、マルチダイサポートのキャリブレーションを行います。マルチダイを使った取得が正常に認識されない場合、以下の手順でキャリブレーションを実行します: | |
− | # | + | # マルチダイに余分な材料や白い粉がついていれば綺麗にします。ダイの位置それぞれが、他のダイから明確に分離されている必要があります |
− | # | + | # スキャナー内部へ空のマルチダイサポートを置きます |
− | # | + | # {{Inline button|ActionAutoSetUpMultiDieParameters.svg }}ボタンでツールを開始します |
− | # | + | # 求められたら、'''Ok'''をクリックします |
− | == | + | ==診断用取得== |
− | + | スキャナーが正しく動作していないと考えられる場合は、このツールを実行して、現在スキャナー内部にあるオブジェクトの取得を行います。 | |
− | + | ソフトウェアはすべての情報を「.diag」ファイルとして保存します。このファイルはメーカーのサポートスタッフが使う診断用のファイルで、問題の原因究明に役立ちます。 | |
− | + | {{Inline button|actionDiagnosticAcquisition.svg}}ボタンをクリックして、ツールを開始します | |
{{Navigation|Dental_Options_Interactor|Main Page}} | {{Navigation|Dental_Options_Interactor|Main Page}} |
Latest revision as of 12:55, 12 January 2016
本スキャニングソフトウェアには、ツールメニューから利用できるサービスモードがあります。ここから、リキャリブレーションを行ったり、発生した問題の診断を行うことができます。
ライブモード
このツールで、スキャナーのカメラのライブ映像をチェックできます。
スキャナーチェック
ソフトウェア開始後、スキャナーが正しく接続されているかをチェックします。
ヘッドのリキャリブレーション
キャリブレーションには、2つのタイプがあります:
- リキャリブレーション
- 高速に行えるタイプで、定期的にスキャナーのキャリブレーションを更新したり、スキャナーを動かした際などに実行します
- フルキャリブレーション
- より複雑なタイプで、スキャナー修理後に実行します
スキャナーの光学ヘッドの新規キャリブレーションを実行するため、このツールはキャリブレーションキットを使います。以下の手順で行います:
- キャリブレーションキットをスキャナー内部の正しい位置に置きます
- ドロップダウンメニューから正しいキャリブレーションタイプを選択します
- キャリブレーションダイアログ画面では、ドロップダウンメニューから正確なキャリブレーションキット名を選択します
- Startをクリックします
ドロップダウンメニューにキャリブレーションキット名がない場合、Load New Master Xml(新しいマスターXMLをロード)ボタンを使って、適切なXml記述ファイルから新しいキャリブレーションキットを追加できます。
キャリブレーション処理は自動で行われます。終了後、ソフトウェアは以下のいずれかのメッセージを表示します:
- 'Scanner Already Calibrated' : キャリブレーションは必要ありません
- 'Scanner Recalibrated Successfully' : キャリブレーションが正常に完了しました
- 'Scanner Recalibration Failed' : キャリブレーションを再度実行する必要があります
キャリブレーションに成功すると、軸のキャリブレーションが自動的に開始されます。
軸のリキャリブレーション
このツールを使って、スキャナーの駆動システムをチェックします。スキャナーはオブジェクトをスキャン/分析し、このデータを使って駆動システムのキャリブレーションを行います。
このツールは、ヘッドのキャリブレーションが終わった後に自動的に開始されます。ボタンを使って手動で開始することも可能です。
- キャリブレーションキーをスキャナーに置きます
- Recalibrate Axisをクリックします
- 求められたら、Okをクリックします
キャリブレーション処理は自動で行われます。終了後、ソフトウェアは以下のいずれかのメッセージを表示します:
- 'Axis Recalibration Successfull' : キャリブレーションが正常に完了しました
- 'Axis Recalibration Failed' : キャリブレーションを再度実行する必要があります
マルチダイパラメータの自動セットアップ
このツールを使って、マルチダイサポートのキャリブレーションを行います。マルチダイを使った取得が正常に認識されない場合、以下の手順でキャリブレーションを実行します:
- マルチダイに余分な材料や白い粉がついていれば綺麗にします。ダイの位置それぞれが、他のダイから明確に分離されている必要があります
- スキャナー内部へ空のマルチダイサポートを置きます
- ボタンでツールを開始します
- 求められたら、Okをクリックします
診断用取得
スキャナーが正しく動作していないと考えられる場合は、このツールを実行して、現在スキャナー内部にあるオブジェクトの取得を行います。
ソフトウェアはすべての情報を「.diag」ファイルとして保存します。このファイルはメーカーのサポートスタッフが使う診断用のファイルで、問題の原因究明に役立ちます。