Free Mode
フリーモード
フリープロジェクトモードは本スキャニングソフトウェアの使用モードの1つで、サポートされている構造プロジェクトのどれにも適合しないデータを取得する必要がある場合に使用が推奨されます。
フリーモードを使用して、スキャンシステムを試してみたり、単一オブジェクトをスキャンできます。
フリーモードには、プロジェクトツリー、自動アライメント、ステップバイステップウィザードはありません。一方で、データの取得、2つのオブジェクトのアライメント、メッシュの生成や、すべての情報の編集などは行うことができます。
プロジェクトの動きは完全にユーザー依存となります。ユーザーは、参照アイテムの選択、すべてのプロジェクトのアライメント、そしてすべてのプロジェクトデータに対する最適なスキャンおよびメッシュ計画の選択を、正確に行う責任を負います。
フリーモードでは、プロジェクトが十分な情報を持っていないことがあるため、ツールの動作が変わります。
取得
フリーモードでは、ソフトウェアは、スキャンするオブジェクトタイプ、名前や色などに関する情報を持っていません。
取得ボタンをクリックすると、この情報を追加できるダイアログ画面が表示されます。
アラインメント
フリーモードでは、ソフトウェアは自動で参照アイテムを特定することはできません。2つのオブジェクトをアライメントするには、プロジェクトツリーページで説明されている、ドラッグアンドドロップ機能を使います。
メッシュ生成
スキャンされるオブジェクトに関する情報が提供されていないので、追加のダイアログ画面で適切なメッシュ生成計画を定義する必要があります。
同じダイアログ画面で、取得データをaggregate(アグリゲート)するかどうかも選択できます。
aggregateにチェックが入っている場合、ソフトウェアは選択されたすべての取得データを使って、1つのメッシュを生成します。
aggregateにチェックが入っていない場合、各取得データは別々に変換されます。
インプラントのアライメント
インプラントマーカーがインプラントライブラリーにアライメントされると、スキャンボディの歯の位置を手動で定義する必要があります。
正しいインプラントの位置を選択しないと、正しく特定されずにエクスポートされます
Exocadエクスポート
フリープロジェクトでは、自動でExocadへデータをエクスポートできません。
Export To CADボタンをクリックすると、ウィザードが開始します。最初のページでは、以下を選択します:
- In which folder the data has to be exported
- If the user wants to export a single model (with or without a bite) or two stone models
Then, after clicking next, the software will ask the user to specify the status of each mesh in the project.
For every jaw, the following meshes can be identified:
- Master Meshes : all the meshes that are part of the stone model: healthy parts, stumps, pontic parts, etc.
- Gingiva Meshes : mesh of the separated gingiva
- Markers : meshes of the implant markers
- Pre-Op or Waxup : mesh of the Provisional Model or of a Waxup, selecting the type of element.
When all the meshes are identified, click Export to save the files on disk.